間違いだらけの内覧
オープンハウス(オープンハウス・アーキテクト桜新町店)で契約して9月の着工から、ようやく今日(1月13日)内覧の日を迎えました。
内覧の時に何をして、どこをチェックすべきか分からず、ネットで事前に調べて行きました。
クロスの貼り合わせ、フローリング、外壁に傷や汚れがないかなどをチェックするのかと思っていましたが、実際はそれ以前の問題でした。
【キッチン】
コンロはIHにしていましたが、ガスコンロになっていました。
しかも、オプションで頼んだLIXILのカップボード2台が設置されていませんでした。
【クロス】
1階と2階の収納内部は、普段見えないところなので、遊びで柄の付いたクロスを選びました。
しかし、メインの壁と全く同じクロスが貼ってありました。1階と2階の収納は2つずつあるので、4箇所全て間違ったクロスが貼ってありました。
トイレと脱衣所は、アクセントで1面だけ違う色のクロスを選びましたが、4面とも同じ色のクロスが貼ってありました。
しかも、トイレは1階と2階で違う柄のクロスを選んだはずが、両方とも同じクロスになっていました。
さらに、小屋裏も他と違うクロスを選びましたが、メインと同じクロスになっていました。
【人感センサーライト】
防犯用として、人感センサーライトを2箇所に取り付ける予定でした。
しかし、1箇所は正しくバルコニーの下に付いていましたが、もう1箇所は何故かバルコニーの上に付いていました。何のためのライトか全く分かりません。
【外壁】
外壁の汚れは結構あったので、見える部分は指摘しましたが、↓のように作業が雑に感じました。
【まとめ】
見積書、浴室やトイレなどの仕様確認書、コンセント位置などを示す電気図、パース……今までオープンハウスから提出された書類は、ほぼ全てこちらで間違いを見つけて、訂正箇所を指摘していました。
担当者のNさんは間違いが多く対応が悪いため、桜新町店のY店長にクレームを入れ、Y店長が窓口になっているはずでしたが、全く機能していません。
今日は子供が一緒にいて、しかも内覧の時に子供の面倒を見るために両親も来てくれていたので、腹の立つ気持ちを抑えることにしましたが、残念な気持ちで仕方がありません。
オープンハウスだからなのか、オープンハウスアーキテクト桜新町店だからなのか。
仕事がいい加減すぎると思います。
着工を開始して2ヶ月
10月に人事異動があり、新しい仕事に慣れず、ブログから足が遠のいていました。
10月12日の台風19号で上棟予定が遅れました。もともと工程が遅れていたところ、更に後ろ倒しとなっている状況です。
【10月26日(土)】
やっと足場が組まれました。
1つ1つの木材に、私の名前と記号が書かれています。
【11月6日(水)】
あっという間に屋根が付き、形になってきました。
【11月16日(日)】
窓、サッシが付きました。
着工を開始して1ヶ月
9月6日に着工が始まり、1ヶ月の間に妻が3回、現地に見に行ってくれました。
その間に住宅ローンを申請している楽天銀行から、状況確認の電話がありました。
オープンハウス・アーキテクトから何も連絡は来ないですが、そんなものなのでしょうか。
システムキッチンの最終決定(クリナップ・ステディア)
まだ家は完成前ですが、システムキッチンはこんな感じにしました。
システムキッチンは、クリナップのステディアと、LIXILのアレスタの2択でした。
水回りのため、キッチンのキャビネット部分がステンレスで出来ているクリナップのステディアの方が、丈夫だと思いました。
扉カラーは、オープンハウス・アーキテクトの標準ではclass4・5からの選択でした。
結局、追加料金を払い、class3から色を選びました(色はパティナルビー)。
ショールームで担当者の説明を受けて、色の種類だけではなく、class3の方がシートの貼り付け方が異なり、しっかりしていると思いました。
背面収納は、カップボードと家電収納庫をクリナップから選びました。
このカップボードをショールームで見た印象として、高さが236cmもあり収納スペースが十分にある点と、手前の引き戸がサイレントスライダーという、名前の通り、左右の開閉がとても静かな点が気に入りました。
一番下の引き出しが、高いところに置いてあるものを取る時に踏み台となります。
ただ、背面収納はニトリやIKEYAで買い揃えた方が、断然安くなると思います。
追加したオプションは、扉カラーの変更、カップボード、ハンドムーブの水切り吊り戸棚、家電収納庫の4つです。合計で約50万円のプラスになりました。
日頃、家事と育児で忙しい妻への感謝の気持ちがあります。また、今月4才になった娘は、ママとのお菓子作りが好きなようです。作ってくれたクッキー、カップケーキ…、いつもかなり癒されます。
そんな気持ちがあり、予算に限りがある中、できる範囲で、キッチンにはオプションを付けて妻の要望を取り入れたいと思いました。
完成が楽しみです。
※写真はクリナップ公式HP等から引用
クリナップ・ステディアにつけたオプション
ショールームでクリナップのステディアを見て気になった点は、食洗機が思ったよりも小さかったところです。
実際に使用してみないと分からないですが、おそらく家族4人分の食器と調理器具は、1回で全部入りきらないと思いました。(個人差はあると思います。)
食洗機に入らない分は、2回に分けて洗浄するか、シンクで普通に洗うことになるので、洗った食器を置くスペースを考えました。
オプションで、シンクの上に水切りタイプの吊り戸棚を付けました。シンクで普通に洗った場合、ここに洗い終わった食器を置くことができます。
本来、シンクの上は通常の戸棚なので、その分だけ収納スペースが減ることになります。
ただ、背面収納を一緒に購入しているので、収納スペースは十分確保できると考えています。
吊り戸棚はボタンで昇降するオートムーブタイプではなく、手動のハンドムーブタイプを選びました。
※写真はクリナップ公式HPから引用
クリナップ・ステディアの扉の色
システムキッチンはクリナップのステディアに決定したので、予約を取ってショールームに行きました。
クリナップのステディアは、扉カラーをclass1からclass5の5段階に分け、全38色あります。
オープンハウス・アーキテクトのLibenel(リベネル)では、class4とclass5の中から選択できます。
class1が最高級なので、class4とclass5は品質面で下の分類となってしまいます。
ショールームで実物を見たときに、class4・5と、1つ上のclass3はだいぶ違うように見えました。
担当者に聞いたところ、class4・5は扉の各面にシートを貼り付けているのに対し、class3は真空成形という方法でシートを貼り付けているそうです。
class3はシートを加熱して軟化させた後に、真空状態の中でぐるりんと巻き付けるように貼り付けていきます。
そのため、扉の面と面が重なる角(かど)の部分を見ると、class4・5では貼り合わせ部分が生じるのに対し、class3では扉の全面をひとまとめに貼り付けているので貼り合わせ部分が無く、仕上がりがキレイになります。
とはいえ、標準品ではないclass3にした場合、いくら増額となるか、オープンハウス・アーキテクトに聞いてみないと分からないため、ショールームではclass4から1品、class3から1品を選択しました。
扉の色と一緒に取手を3種類の中から選択できました。出っ張りの無い方が邪魔にならないので、下のレールタイプの取手を選択しました。
※写真はクリナップ公式HPから引用
システムキッチンのメーカー選び: クリナップのステディア VS LIXILのアレスタ
オープンハウス・アーキテクトのLibenel(リベネル)では、システムキッチンを2社から選べました。
クリナップのステディアと、LIXILのアレスタです。
あまり迷うことなく、クリナップのステディアに決めました。
一番の決め手は、クリナップのステディアの骨組みがステンレスで出来ているところです。
躯体(くたい)と言われる、見えない部分がステンレスで出来ているため、水や湿気に強いメリットがあります。他のメーカーは骨組み部分が木製で、長い目で見ると丈夫さが違うと思います。
一方、LIXILのアレスタは木製ですが、人工大理石シンクの排水口が隠れていてスッキリしていたり、換気扉の掃除が便利だったり、毎日の負担を軽減する機能がついています。
丈夫なクリナップのステディアか、お手入れが楽なLIXILのアレスタか。
最終的には妻の判断で、前述の通り、クリナップのステディアにしました。
クリナップのショールームに行って、実物を見てみることにしました。
外壁の色を決定(大田区の色彩ガイドライン)
最近、外壁を黒色にした家が増えているように思います。
スタイリッシュに見える反面、周囲に黒色の新築住宅があまりにも多いので、タピオカのような一時的な流行りのように感じています。
新築予定の大田区には、景観に関する「色彩ガイドライン」があります。
内容を見ると、制限がかなり厳しいです。
家は基本的に四角なので、それを4方向から見た場合、各外壁の面積のうち、5分の4以上を色の薄い基本色とし、色の濃い強調色は5分の1以下にしなければなりません。
ここでは省略しますが、他にも屋根の色、外壁のアクセント色などの制限もあります。
外壁に使用できる色の基準は、「マンセル表色系」に基づき、色相(いろあい)、明度(あかるさ)、彩度(あざやかさ)という3つの尺度の組み合わせで制限しています。
上の図の凡例に、青い枠、黄色い枠、緑色の枠がありますが、枠の外にある色は、基本色でも強調色でもなく、そもそも使用できないということになります。
外壁でこだわったところは、妻からの要望でバルコニーを木目調にした点です。保育園に行く途中にある家を見て、同じようにしたいと思ったそうです。
バルコニー以外は、白っぽい色と少し濃い目の色で、2色としています。
外壁2色を上下に分けて、2階部分を薄い色、1階部分を濃い色とするパターンが多いように思います。
うちは1階部分と2階部分の上下で横に分けるのではなく、凹凸部分によって縦に色を分けることにしました。
外壁のサイディングボードはLIXIL(旭トステム)のAT-WALL15mmです。
【白っぽい部分】
ルミナードロンテSA/ナチュラルホワイトPA
【濃い部分】
ニューゼラトレSA/ゼラトレグレーPA
【バルコニー】
モダウッドSA/ウッディブラウンPA
外壁サイディングのメーカー選び
オープンハウス(オープンハウス・アーキテクト桜新町店)で、外壁のサイディングは3種類から選べました。
※見積書の段階で、サイディングの厚さを変更しています。
1. LIXIL(旭トステム)
AT.WALL15SA
2.ニチハ
モエンエクセラードVシリーズ
3.ケイミュー
ネオロック親水16/エクセレージ親水15
ただ、オープンハウスの担当者Nさんから、できるだけLIXIL(旭トステム)とニチハの2社から選択してほしい、と言われました。
厚みを比較すると、ニチハは16mmで、LIXIL(旭トステム)は商品名に15SAとある通り15mmとなります。
一方、耐火等級を比較すると、ニチハが3級で、LIXIL(旭トステム)が4級でした。
耐火等級とは、火災による火を遮る時間を示していて、3級は45分以上、4級は60分以上なので、等級数が多い方が耐火性が高くなります。
結局、LIXIL(旭トステム)から選ぶことにしました。
理由は3つです。
15mmと16mmは金具工法で変わらない。
LIXIL(旭トステム)の方が耐火性が高い。
LIXILのショールームで選ぶことができる。
後で分かったことですが、ショールームで選べることは利点として大きいと感じました。
カタログの写真では良く分からないし、オープンハウス・アーキテクト桜新町店にもサンプルは沢山あるようですが、店内が暗くてイマイチ分かりにくいです。
それと、ショールームの担当者は商品知識が豊富で、接客対応がオープンハウスとは全然違います。
後は、外壁の色を選ぶことになります。
外壁サイディングボードの厚さ
外壁はサイディングを使用します。
サイディングは外壁材のことで、工事で成形された板(サイディングボード)を外壁に貼っていきます。
左官屋(職人)さんが壁に塗るのではなく、一定サイズの板を外壁に貼っていく方法です。
最近では、一般住宅の約8割がサイディングを使用しているそうです。
サイディングの方が、工事期間を短縮できるだけではなく、工場で大量生産しているため品質が安定し、コストが安く、種類が豊富というメリットがあるそうです。
ネットで調べてみると、サイディングボードの厚さは、こだわった方が良いみたいです。
厚さが15mm以上をオススメする情報を多く見かけたからです。
サイディングボードの厚さが15mm以上から、施工方法が変わります。
厚さ14mm以下は釘打ち工法
厚さ15mm以上は金具工法
釘打ち工法は、釘を打ってサイディングボードを貼り付けるため、跡が残ることと、釘を打った部分にひび割れができることがあるようです。
金具工法は、サイディングボードの裏側(外から見えない部分)で金具を使って固定するので、釘打ち方法と比べて見た目が違います。
また、厚みがある分、デザインの種類が多く、耐火性や親水性(防汚性)などの機能が高い商品が増えます。
その反面、サイディングボードが厚くなる分、値段が高くなります。
見積書の作成時に、サイディングボードを14㎜タイプから16㎜タイプに変更しました。
その結果、坪当たり2,714円、合計67,000円の増額となりました。
※オープンハウス・アーキテクトで、3種類ある注文住宅のうち、Libenel(リベネル)を選択しています。
建築着工前の近隣へのご挨拶
着工が始まるに当たり、工事の騒音や資材の運搬など、近隣にご迷惑をかけるので、挨拶に行くべきか迷いました。
オープンハウス(オープンハウス・アーキテクト桜新町店)のNさんは、私達が挨拶するので不要です、とキッパリ言いきってました。
ただ、ネットで調べてみると、
1.業者が挨拶するから不要
2.業者と一緒に挨拶に行った
3.業者より先に自分達も挨拶に行った
この3つのパターンが多い印象でした。
土地を紹介してくれた不動産屋に聞くと、挨拶に行った方が良いということなので、急遽、家族4人で挨拶に行きました。
と言っても、訪問した近隣のお宅は周囲の4軒だけです。
持参した商品はこちらのタオル↓(540円)
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お菓子にしようと思いましたが、タオルにして良かったです。
訪問した4軒中、2軒は不在でした。再訪問は大変なので、不在のお宅には手紙を添えて商品を置いておきました。
食べ物の場合、いくら賞味期限が長くても、顔を見たことのない人からもらうのは、自分だったら気持ち悪いです。
それに、気温によっては物が悪くなるかもしれないし、お腹を壊されたら、責任を問われるかもしれません。
タオルであれば、雑巾にも使えるし便利だと思いました。
また、妻は「のし紙」を付けなくて良いと言っていましたが、説得して付けることにしました。
蝶結びで、「御挨拶」としています。
それと、不在のお宅用として、手紙を用意しておいて本当に良かったです。
手紙の内容は、ネットから拾った複数の文章をつなぎ合わせて書きました。
新築着工のご挨拶
このたび、お隣に家を建てることになりました〇〇と申します。
今月初旬より着工し、完成は年内を予定しております。
工事に先立ちましてご挨拶に伺いましたが、お留守のようでお会いすることが叶いませんでしたので、失礼と存じますが、書中にてご挨拶に代えさせていただきました。
工事期間中は、何かとご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願い致します。
〇〇 〇〇
△△
◎◎
◉◉
拝見と敬具は、堅苦しいので省略しました。
また、工事がいつ頃終了するか、何人家族が引っ越してくるのか、分かるようにしました。
桜新町のサザエさん焼き
オープンハウス(オープンハウス・アーキテクト桜新町店)には、毎週のように打ち合わせで訪問していました。
桜新町(東京都世田谷区)といえば、サザエさん。
桜新町はサザエさんの原作者、長谷川町子さんが住んでいた場所で、長谷川町子美術館があります。
桜新町駅の前には、サザエさん一家の銅像が置かれています。
さらに、桜新町駅から長谷川町子美術館を結ぶ商店街はサザエさん通りと言われ、
その途中に「リアン・ドゥ・サザエさん」というお店があり、サザエさん焼きが食べられます。
0歳の息子はまだ分かりませんが、3歳の長女は毎週オープンハウスに連れて行かれ、「またおうちのはなし? つまらない」と、言われます。
なんだか、とてもかわいそうなので、サザエさん焼きを食べに行くから、と言い聞かせていました。
店内の壁に歴代のサザエさんの漫画が飾ってあり、雰囲気の良いお店です。